With Pet

ペットとの暮らし

猫との暮らしとお世話について

猫との暮らしに必要なこと

猫との毎日の暮らしにはどんなことが必要でしょうか。食事や掃除などの私たちと同じことから、ブラッシングやワクチン接種などの猫ならではのことまで色々とあります。まずは基本的なことを紹介していきます。

  • 食事 …猫専用のフードがおすすめです。
  • 飲用水 …常に清潔なものを用意してあげましょう。
  • トイレの掃除 …猫は泌尿器系の病期が多いので尿色尿臭のチェックは重要です。
  • ブラッシング …被毛を美しく保つだけでなく、健康管理の一環でもあります。
  • 爪切り …猫自身や飼い主、床の傷防止に必要です。
  • 歯磨き …1日1回を目標に習慣化しましょう。
  • 混合ワクチン …室内飼いでも接種するのが望ましいです。
  • フィラリア、ノミダニ予防 …感染前の予防が何より大切です。
  • 健康診断 …年に1回は健康診断を受けましょう。
  • 一緒に遊ぶこと …猫のストレス解消にも。一緒にたくさん遊びましょう!

猫を飼うにあたっての初期費用

猫を飼うときは、生体代金以外に以下のような初期費用が必要です。

内訳費用備考
用品(サークル、トイレ、首輪等)30000円~
健康診断3000~10000円
混合ワクチン3000~5000円 初年度は3回、後年1回
去勢手術25000円前後
避妊手術30000~35000円
ノミダニ・フィラリア予防2000円月に1回
 計 約65,000~82,000円 生体代除く
                               ※費用は病院によっても異なります。

猫と一緒に暮らしてみよう!

いよいよ猫をお迎え!…の前に、必要なものと心構えの準備をしましょう。
猫との生活にはたくさんのメリットがありますが、その反面、デメリットもあります。

仔猫を迎える前に必要なもの

  • 仔猫用のフード …徐々に成猫用へ移行します。
  • キャリーケース
  • 猫用トイレ
  • おもちゃ …誤飲に注意して選びましょう。
  • 外れるタイプの首輪
  • キャットタワー
  • 爪とぎ
  • 食器・水入れボウル(流水器でも可)
  • 掃除道具
  • ブラッシング用ブラシ
  • デンタルケア用品(歯ブラシ、フィンガー歯ブラシ)
  • 落ち着ける場所の確保

猫との生活のメリット

  • 気持ちよさそうな寝姿や愛嬌のあるしぐさ、触ったときの温かさやふわふわ感に癒される
  • 安全の為に部屋を片付けたり、お世話のために規則正しい生活になる
  • 猫仲間とのつながりが増えたり会話が盛り上がる

デメリット

  • 旅行に行きにくくなる(長時間家を留守にしにくい) 
  • お金がかかる(日々のお金に加えて医療費や緊急時などの費用も考慮が必要)
  • 抜け毛やトイレなどの掃除の手間が大きい
  • においや物音が気になる
  • 仔猫を迎えた場合は甘噛みや夜間の騒音に悩まされることも(猫は基本的に夜行性)

猫の平均寿命は、人と同じく近年ますます延びています。
自分の生活の変化があっても終生飼育が可能かどうか、よく考えてからお迎えしましょう。

猫についてのいろいろ

猫ってどんな生き物?

猫と犬はよく比べられますが、猫は完全肉食で、良質のたんぱく質が必要です。猫用のキャットフードは質の高いものを選び、適量を与えましょう。

猫は繁殖能力が高く、1回の出産で4~8匹の子猫を産みます。また、1年に2~4回の出産が可能です。頭数が増えすぎるとお世話が行き届かなくなる可能性もありますので、状況に応じて去勢避妊手術を検討しましょう。

猫は本能的に、病気や体調不良を隠す子が多いです。異常がないか普段からよく観察してあげましょう。特に泌尿器系の疾患が多いので、おしっこの色、回数、トイレに入っている様子をしっかり見てあげてください。


また、猫は他の動物よりも家の中での行動範囲が広いため、誤飲や事故に注意が必要です。長時間留守にしなければならない時や目が届かない時はケージを使用すると安全です。猫用のケージは、ストレスになりにくいよう高さがあるものを選びましょう。(2段・3段タイプがオススメです。)

猫にシャンプーは必要なの?

室内飼育や短毛の猫には必要ありません。ブラッシングのみでOKです。
ただし、皮膚病の治療や、フケ・皮脂が多い子、毛が汚れてしまった場合などはシャンプーが必要なこともあります。

長毛の猫は毛玉ができやすかったり汚れが溜まりやすいため、ブラッシングに加えてシャンプーをしてあげましょう。

どちらもシャンプー剤は猫用のものを使用してください。人用・犬用とは成分が異なります。

猫に耳掃除は必要なの?

きれいなら無理に掃除する必要はありません。汚れの具合に応じて行ってください。
汚れがひどい場合やいつもと様子が違う場合は動物病院で診てもらいましょう。

他の動物よりも家の中での行動範囲が広いです。誤飲や事故に注意が必要です。
長時間留守にしなければならない時、目が届かない時はケージを使用すると良いでしょう。
猫用のケージは、高さがあるものを選ぶとストレスが緩和できます。

今回は猫との生活に関するいろいろを簡単に紹介させていただきました。
初めて飼われる方は他にも分からないことや不安なことがたくさんあるかと思いますので、ぜひ店舗スタッフへご相談くださいね!