ハムスターを飼う前に
今回はハムスターを飼い始めるときに必要な用品や注意点を紹介します。
お子様の初めてのペットにも選ばれやすいハムスター。小さな
必要なものを揃えましょう
- ケージ(体格に合わせたサイズのものを用意してあげましょう。)
- エサ入れ(ある程度の重さがありひっくり返りにくいものを選びましょう。)
- 水入れ(市販の小動物用給水器が使いやすくおすすめです。)
- 回し車(運動不足解消やストレス解消になります。)
- ハウス(隠れ家となり、ハムスターのストレスを軽減する場所です。汚れが溜まりやすいのでこまめに掃除をしましょう。)
この5つは必ず必要です。またウンチやおしっこで汚れやすい物でもあるので、掃除の時には念入りに汚れを落としてあげましょう。週に一度は熱湯消毒と天日干しがお勧めです。
トイレはなくても大丈夫です。ハムスターは決まった所におしっこをする動物で、トイレを設置すると覚える子もいますが、特に必要はありません。
ハムスターが暮らす場所を考えましょう
日光は避ける
ハムスターは強い光が苦手です。窓のそばやテレビのそば等にケージを置くのは避けましょう。
室温を調整する
ハムスターの適温は20~27℃前後です。暑いのも寒いのも苦手なので、エアコンなどで室温を調整できる部屋に置きましょう。床に直接ケージを置くと、冬場等は冷気が下に来て思ったよりもハムスターの周辺の温度が下がっている場合もありますので注意しましょう。ケージに温度計を付けると安心です。
なるべく静かな場所へ
テレビやオーディオなどがうるさくない静かな部屋に置いてあげましょう。人が大勢集まる部屋も避けてあげましょう。出入り口の近くも不向きです。
お迎えしてからはゆっくり仲良くなりましょう
早く仲良くなりたい気持ちはもちろんありますが、まずはハムスターに新しいおうちに慣れてもらうことが大切です。最低でも1週間はそっとしておき、においや温度など、環境に慣れてからコミュニケーションにチャレンジしましょう。
1日目
餌をあげたらあとは構わないようにして、ケージには布などのカバーをかぶせてあげます。急に環境が変わり、ハムスターはとても不安な気持ちでいます。なるべく静かに過ごさせてあげましょう。
2日目~
ハムスターが起きている時に食べ残しや水などの交換をします。くれぐれも、寝ている時に手を入れて驚かせてしまわないように注意しましょう。
5日目~
新しい環境にも慣れ始めて、手渡しで餌をあげられるかもしれません。近寄ってきて興味を示すようなら、何度か餌を手渡ししてみてください。