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ペットとの暮らし

犬を飼育するうえでのマナーについて

 こんにちは!今回のテーマは“犬を飼育するうえでのマナー”についてです。犬を飼育するならこんなことに気をつけましょう!を紹介していきます。

そもそも“マナー”って?

「周りの人への気遣い・配慮」

 マナーとは「相手に対する行儀や作法、礼儀」といった意味を持ちます。簡単に言えば「周りの人への気遣い・配慮」といったところでしょう。マナー違反をしたからと言って咎められる罰則はありませんが、ば周りの人へ迷惑がかかる、悪い影響を及ぼすのも事実です。

犬が嫌いな人=全体の3割

 世の中には犬が好きな人ばかりではなく、犬がな苦手・嫌いな人が全体の3割程いると言われています。この人たちにとってはどんなに可愛い小型犬でも怖かったり、嫌だったりします。この人たちへの気遣い・配慮ができればマナーをしっかり守れているでしょう!

 PETFORESTは“ペットと人の共存共生を願い、思いやりのある豊かな社会作り”を目指しています!マナーをしっかり守ってお手本となる飼い主を目指しましょう!

他人に対するマナー

攻撃させない

 犬が好き・嫌いに関わらず、攻撃されることを喜ぶ人はまずいません。何より咬傷事故(犬が嚙みついてしまった事故)は大きな問題に発展する場合もあります。

 しかし“人が嫌いな犬”がいるのもまた事実です。飼い主として自分の犬の性格を把握し、時には「かわいい~♪」と近寄られても「ウチの子は人が苦手なので」とお断りすることも大切です。

吠え続けさせない

 こちらも相手に関わらず喜ぶ人は少ないです。他の犬に吠えかかればケンカの原因になることも。

 たまに我を忘れて吠えている犬もいますが、抱っこしたり目線の向きを変えるだけで吠え止むこともありますので、あらかじめ吠える対象が何なのか見極めておきましょう。

飛びつかせない

 犬に飛びつかれて喜ぶ人もいますが、そうでない人の方が多いです。また、今は飛びついて欲しくないという時もあります。キレイなお気に入りの洋服に泥つきの足跡が残るのは誰だって嫌ですよね。常に飛びつかせるのではなく、飼い主が飛びつきを管理しましょう!

お散歩時のマナー

リードの装着

 ノーリードでのお散歩やお出かけはマナー違反なだけではなく条例違反となります。日本でリードを外して良い公共な場所は“ドッグラン”のみです。誰もいないからと言って公園や広場でリードを外すのはやめましょう!伸縮性のあるリードやロングリードの使用をオススメします!

 またリードが長い状態でお散歩していると、とっさのことに対応しにくいものです。普段からリードは短く持ち、犬との距離を縮めておきましょう。

ウンチ・オシッコの処理

 ウンチは持ち帰りです!ビニール袋などに入れて家で処理しましょう。埋めたり放置することは厳禁です!オシッコも放置ではなく、水をかけましょう。それだけでも周りの嫌な気持ちを軽くできます。

マナーベルトの装着

 男の子のマーキングはクセになってしまうと直すのは難しいものです。気付いたら既にやってるということもしばしば。そんな時は事前にマナーベルトを装着しておきましょう!他の人のお家、お店、電柱や木など、マーキング対策も重要なマナーです!

お散歩バッグの用意

 ウンチ袋、水、長いリードとこれだけでも結構な荷物。手ぶらでお散歩に行かず、これらをまとめたお散歩バッグを1つ用意しましょう。バッグを持つことでマナーの良さのアピールにも繋がります。

犬から目を離さない

 散歩中に知り合いと話し込む。よくある光景ですね。しかし犬を連れていることも忘れずに!犬の事故の大半は飼い主の注意不足が原因です。話が長くなるならば犬を抱っこしたり、しゃがんで両手で包みこんでしまいましょう。犬から目を離さないことが事故予防の第1歩です!

迷子札の装着

 何かの拍子に犬が逃げ出した!そんな時の為にも迷子札はつけておきましょう。万が一のときでもお家に帰れる可能性がグンと上がります!

”マイクロチップ”って知ってる?

マイクロチップとは、ペットの体内に埋め込む小さなチップのことです。このチップにペットの情報を登録できるため、万が一、迷子札もない状態で逃走されても、そのデータを読み込めば誰のペットかがわかる仕組みになっています。

令和4年6月1日から、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫について、マイクロチップの装着が義務化されました。犬や猫をお迎えしたら、マイクロチップの情報をご自身のものに変更しましょう。

夜のお散歩

 夜のお散歩は危険がいっぱいです!リードや犬の洋服に反射材が使われているものや首輪にライトを取りつけることはとても良いと思います。忘れがちなのは飼い主さん。飼い主さんも反射材を活用したり、明るい色の洋服を着てお散歩しましょう。

公共の場所でのマナー(カフェなど)

足もとで落ち着いていられる

 カフェなどでは静かにゆっくりしたいもの。それは誰でも同じです。犬を連れていないお客様も訪れます。そんな空間で吠えたてる犬はどう見えるでしょうか。

 犬が足もとで長時間落ち着いていられないようなら事前の練習が必要です!しっかり練習を積んでからゆっくり過ごしましょう。

抜け毛飛散防止

 犬の毛は意外と高くまで舞いあがるもの。誰だって犬の毛が入った食事は嫌なものです。お店にもご迷惑をかけてしまうでしょう。洋服を着せることで抜け毛の飛散量はかなり下がります。洋服はオシャレにもなって一石二鳥です!

”ブラッシングは家の中で!

抜け毛対応で大事なことがもう1つ!ブラッシングは家の中で行いましょう。特に注意したいのがベランダや庭、家の前でのブラッシング。意外と周りのお家まで抜けた毛が飛んでますよ!

テーブルやイスの上に乗らない

 犬は地面を直に歩きます。テーブルやイスの上に靴で上がるのは誰だって嫌ですよね。人間用の食事を誤って食べてしまう事故を防ぐためにも、食事の際は足もとで落ち着かせましょう。

足の土を落とす

 キレイな店内に足跡が!そんなことにならないようにお店に入る前に土や泥を落としましょう。ウェットティッシュで拭くだけで全然違います!

カフェマットの活用

 カフェマットは抜け毛の飛散防止、犬自身や床の汚れを防止するなど良いことづくしです!それにマットの上で落ち着いている犬は見た目もGood♪日頃から練習してカフェマットを活用しましょう!

マナーを守ってお手本に!

全ては「相手の立場になって考える」ことから

 今回挙げたことがマナーの全てではありません。常に相手の立場に立って考えることが大切です。「ペットと人との共存共生」がうまくいくよう、みんなのお手本となるような飼い主を目指していただけると嬉しいです!

 マナーを守るのは、当たり前のことと言えば当たり前のことです。しかし実際に犬を連れてみると、手間がかかってできないこともたくさんあります。マナーを守ることで事故を未然に防いだり、犬を危険から守ることにも繋がりますので、是非ともいろいろなマナーを意識してみてくださいね。